先月、鎖骨遠位端骨折の治療のために、全身麻酔による手術を受けました。
いやぁ、全身麻酔って凄いですね。左肩辺りを切開し、折れた鎖骨をボルト
でつなぎ、ワイヤーのようなもので接合した骨を巻く手術でしたが、午後4時に
全身麻酔をしてもらい、午後8時に目覚めた時には手術が知らぬ間に終わって
いましたから。手術自体は、痛くもかゆくもありませんでした。
しかし、全身麻酔の手術の恐怖は手術が終わって目覚めた時から始まるのです。
私の場合、午後8時に目覚めましたが、手術室から病室に移ると看護士さんから
「翌朝6時までは安静のため動いてはいけません。水分も午後10時半まではとれま
せん。」と告げられます。
手術の当日、午前6時以降は食事禁止、午後12時以降は水分をとることも禁止でし
たので、手術が終わった午後8時の時点で既に8時間飲まず食わずだったことも
あり、まず、午後10時30分までの2時間半の地獄が始まります。無性に喉が渇いて
当然眠れませんが、水分は取れません。仕方なく手術前に仕入れていた知識によ
り、唾を飲み込む作戦にでましたが、そのうち唾さえも出なくなり、ひたすら
我慢です。早く10時半になれ。
ようやく10時半になり、看護士さんから水を飲ませてもらい、少し息を吹き
返します。しかし、ここから第2の地獄が始まります。眠ってしまえばどんな
に楽だろうと思いましたが、段々手術後の痛みが出てきましたし、全身麻酔の
おかげで既に4時間も寝てしまったので眠れません。暗闇の中、意識ははっきり
しているものの、何もすることができず、動けず、また喉が渇いてきますが
自分では水も飲めないという時間が続きます。
看護士さんが、約1時間おきくりらいで点滴の状況などの確認のため病室に
来てくれるのですが、その度に「水を飲ませてください。」、「今、何時ですか。」
の繰り返しです。私は、暗闇の中で、看護士さんが「もう(朝)5時です。」と言って
くれるのを期待していましたが、看護士さんの口からは「1時です。」、「2時です。」
と一向に時間が進みません。本当に気が狂いそうな5~6時間を体験しました。
全身麻酔手術による手術をすることがないにこしたことはありませんが、もし全身
麻酔による手術をすることが自身もしくは身内がするようなことがあれば、安静状態
が解除されるまでの間、どなたかが付き添ってあげることをおススメします。
長女が生まれるときに妻が帝王切開による出産をした際に、翌日ゴルフがあるからと
いう理由で付き添ってあげなかった過去を思い出し、大いに反省させられました。
経営支援部 大橋
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